こんばんは、カワハギです。
突然ですが、ジビエが食べたくなり、
佐賀県にある
Grill Dining deeer
というお店に日帰りで行って来ました。
Grill Dining deeerに行って来た話
そもそもジビエとは?
ジビエとは、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣を指し、フランス語である。英語圏ではゲーム(game)と呼ばれる。畜産の対比として使われる事が多い。
だとさ。
つまり、獲ってきた肉なんだな!
ok!
わかった!
お店の印象
俗に言う飲み屋街的な場所にあって、
すぐ近くにあった1時間100円パーキングに車を停めて入店。
見た目はと言えば緑の外壁の店で、中はワンフロア。
カウンター10席ぐらいと、
テーブル席が6卓ぐらい?あった気がする(うろ覚え)
そんな密集もしてなくて、ソーシャルディスタンスも保てるぐらいには広々とした室内でした。
我々は、入って左側の窓の席に座りましたが、7割ぐらいの割合が曇りガラスで外からも中からも見えない仕様。
でっかい黒板に色々メニューが書いてあるので、追加メニューも選びやすかった次第です。
多分、メニューは流動性が高いのかもしれない。
食べログのメニューとはちょいちょい違ってたし。
何回来ても楽しめる、という事で飽き性の私には合ってますね。
店員さんは、男女2人だけ。
料理してる男性1人と感じの良い女性1人がいたので、多分夫婦でやっているのだと勝手に解釈してます。
この座席数で室内が混んだら、2人で捌けるのかな?とは心配になりました。
とはいえ、最終的に自分たちの他にペアが5組くらい来てたけど、料理が特段遅く来た感はなかったですな。
まあ、予約してたのもあるだろうけど。
ディナーとして、ちょうどいい間隔。
ちなみに、BGMはピチカート・ファイブが印象的でした。
東京は今7時、だっけ?笑
ジビエ2名分でのコース料理 の感想
さあ、肝心要のジビエです。
今回はこれが目的だったんだな。
コース料理はある程度中身がランダムなので、店員さんにわざわざ書いてもらいました。
やはり、その時だけ説明されても覚えてないので、こういう風にメモ書き見ながら食べると、理解と味わいが深くなりますね。
前菜
・きのことベーコンのキッシュ(左奥)
・レーズンバター(右奥)
・手作りロースハム(左中)
・手作り鶏ハム(左手前)
・エゾ鹿と猪のパテ(右中)
右手前はマヨネーズです。
前菜に感想を言うのも難しいけど、キッシュは定評があるのか美味しかったですね。
キッシュというものをそんなに食べつけてないのですが、それでも今まで食った中では一番美味しかったですな。
ジビエを食べに来たと合って、エゾ鹿と猪のパテの感想を言えって話ですよね。
個人的に私の中で
猪と聞くと、とにかく現物と臭いイメージがあるんですね。
夜、道を走ってて猪をチラ見したりするんですが、その時の獰猛そうなイメージが強い。
ので、やはり猪を使っていると理解して食べようとすると、口の中が
「臭みの我慢の準備やで~!」という状態になる。
しかし、美味しいじゃないか。
脂身の無い混ぜた肉を固めてるだけなので、一番臭みがごまかせない調理法なのでしょうが、ちゃんと美味いぞ。
ちゃんとした下処理をしているからであろうが、口の中が一口食べるごとに臭みが無いから拍子抜けしている。
ただ、猪と思って食べると、やはり身構えてしまうね。
サラダ
・鴨のロースト サラダ仕立て
いや~、これはシンプルに美味しいですね。
鴨肉も
しっかり焼いた外側の皮のカリッと加減と
焼きすぎてない中身がいい感じ。
舌触りの温度も野菜やトマトとの対比で良い。
鴨肉って言うと、たまにハムセットなんかで食べるけど、
アレは美味しいんだけど、脂身がきついんですよね。
いや、それがいいんだけども。
しかし、それとは違う、調理の仕方で味を際立たせるのはジビエの長所なのであろうぞ。
メイン
・エゾ鹿の香草パン粉焼き
若干、食べかけの写真ですまないと思っている。
これも、鹿なだけあって美味いですわ。
友人は若干臭みはあったが気にならない程度と感想を述べていたが、
私の口には臭み特に感じなかった。
まあ、臭み=マズイってわけではないから難しいところですよね。
そのものの肉の味で、そこにその肉の個性(旨味)を感じるから。
ほら、クジラだって個性きつくて好き嫌い分かれるけど、その個性(独特の臭み)を無くせばもっと美味くなる、とは思わないし。
なんの肉かわからなくなるからね。
そこらへんが、シェフの腕の見せ所なんでしょうが。
・ヒグマのシチュー(取皿に取り分けた写真につき)
シチューっていうもんだから、ちょっと違う形を想像してました。
まあ、これも取皿に取り分けた写真で申し訳ないんだが、スープにどっぷり浸かっているわけではなかった。
スープっていうか、そう、ソースがかかっている感じ。
まず、肉が大きくて眼福がありますよね。笑
肝心のお味はというと、食感が美味い。
わかりやすく例えるなら、脂身の無いデカい角煮とでも形容しようか。
こんなにほぐれているのか、っていうぐらい肉は柔らかくて、食感の旨味は抜群ですよ。
ただ、個人的には脂身がなさ過ぎてソースつけないとあんまり味が無いって感じでしたね。
だからと言って脂身があって欲しいとも思わないのが、この料理の絶妙なところですね。
そこらへんが、いいバランスで整ってますがな。笑
熊って聞くと、猪と同様、臭みのイメージで口が身構えるんですが、そんな心配は皆無でした。
締め
猪肩ロースのシシリアンライス
はい、これは美味い。
この調理方法でハズすわけないんですよね。
単純に美味い。
ただ、本当に単純に美味いんで、
ジビエをジビエ的に食いに来たんじゃないんかい!と突っ込まれそうですが、
これ、締めだから!
いいじゃん!
美味いし!
追加
・ラムチョップ100g
・猪肉のソーセージ
追加で単品頼みました~笑
やっぱり男2人で来たので、ちょっと足りないですね。
でも、デートで来るなら全然満足なボリュームです。
他の食べそこねたジビエも食べようということで、ラム肉いただきました。
ラム肉は単純に美味いですね。
ただこれに関しては、肉の大半を友人が食べたので、私は骨についてるのをガジガジ食べた次第。
イノシシ肉のソーセージはしっかり味がついていて、冷えても美味いんじゃないかな?
ちなみにソースは、奥の左から
マヨネーズ、食べるラー油、ワサビのなんか(うろ覚え)
となっております。
・エビとトマトのアヒージョ
これは、写真取り忘れた。(スマソ)
ジビエ入ってないし、そもそも海産なので特に書くことも無いでしょう。
総評
ジビエを食った事がないから、食べてみたい!
という私の発案に友人を巻き込んで一緒に行ったわけですが、
いや~、よかったですね。
たぶん、単純に牛と豚に飽きてたんだと思います。
美味い肉ってとにかく脂身、脂身、脂身で、
それも好きなんだけど、無意識に違う旨味を求めてたんでしょう。
ジビエは全部、脂身が極少で食べる人によっては物足りないかも知れないです。
ただ、その素材の下処理の品質や
加工と調理で食べる肉というのは、普段の食事と違い良いものがありました。
次は、ぜひ、ノンアルコールビールじゃなくて、
赤ワインなんかと一緒に食べたいですね 笑
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